京都府立大学

植物ゲノム情報学研究室へようこそ

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 ゲノムの塩基配列は交雑,組み換え,共生,感染,水平転移などの様々な要因によって不断に変化しています。そのような変異の中には,エピゲノムの変動を介して植物の多様性や進化に影響を与えるものがあります。また,このようなゲノムの進化は多種多様な低分子化合物を生成する代謝経路の発達につながります。植物の持つ多様な二次代謝物群は,植物の生長や発達に必要なだけでなく,私たちにとっては医薬品の原料としてもとても重要です。

 本研究室では,シロイヌナズナなどの植物を用いた実験的なアプローチと,様々なオミクスデータの解析手法の開発やデータベースの開発といったデータサイエンスの両面から研究を行なっています。具体的には,DNAの切断・修復によって引き起こされるゲノム・エピゲノムの変動メカニズム,植物のゲノム・エピゲノムの進化およびゲノム系統解析,AI / 機械学習および新規オミクスデータ解析法の開発,データドリブンな知識体系化および情報統合,京都発のデータベース開発 といった課題に取り組んでいます。

メンバー

教授  福島 敦史

講師  佐藤 壮一郎  (研究内容1)(研究内容2)

 

大学院生

博士後期課程  川口 晃平(D3)

博士前期課程  重松 雄成(M2)

        福田 由介(M1) 森田 匠真(M1)

 

学部生

B4 明田 夏輝、大林 俊太、中川 卓也、吉開 結衣

研究室への分属学生、大学院生、学振DC・PD特別研究員の募集について

当研究室では,大学院生,学振DC・PD特別研究員 などの志望者を求めています。

また,農学生命科学科 生物機能科学コースの4回生の分属を受け入れています。

当研究室に興味のある方は,まずはこのページの最下段にあるメールアドレスにご連絡下さい。

(研究室見学は,新型コロナウイルスの感染防止に十分配慮した上で行なっています。希望の方は,まずはメール等でお問い合わせ下さい。) 

研究業績

福島の関連リンク

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佐藤の関連リンク

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担当講義

遺伝子制御学(学部2年後期)、植物ゲノム情報学(学部3年前期)、生命科学講話(分担,学部1年前期)、植物バイオテクノロジー特論(分担, 修士1年前期)

情報処理基礎演習(農学生命)、学生実験など

アクセス

京都市営地下鉄 烏丸線 北山駅1番出口より南へ600m (徒歩6分)、3号館2階 3218室 (階段を登って左手奥の突き当たり)